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300日目 勝負(1)

広島パチンコ5連勝で勝ちためたお金が、その後の3連敗でなくなってしまった。
いつもパチンコに行く時は、2、3時間の勝負なので、勝ちと言ってもそれほどではなく、しかし負けとなるとパチンコというのは30分で1万くらい使ってしまうから、すぐになくなってしまった。あっ、ちゅう間である。きれいになくなった。実に悔しい。
しかし、まあ、あれである。またスタートラインに戻ったと思えばいいのだ。
そう考えて、今度は3連敗で負けた分も全て取り返してやろう、と獅子奮迅立ち上がって、立ったまま素うどんを食い、今日夜勤明けでそのままパチンコ屋に行ってきた。鉄火場は宇品グランドパレス。通称グランパ。バイト先のパチンコ好きのおっちゃんと待ち合わせ、いざ勝負。
このおっちゃんは、ここ2ヶ月で数十万を勝ちあげた半パチプロみたいな人であり、海の達人である。(海・・パチンコ海物語)
自分はパチンコをやるが、それほど機種に詳しい訳でなく、いつもなんとなく台選びをしているのだが、今回は大勝負になると踏み、Kさんにも海の台選びを教わってきたので、おっちゃんの指導と合わせ「これだ」という台に座った。おっちゃんは2つ隣の台である。
先に当てたのは、おっちゃんであった。単発、確変5連チャンと調子がいい。自分は刻一刻と残金が減っていくばかりで焦り始めた。自分の台選びは間違っていただろうか。不安になって、その台を立とうかと思った。その時、おっちゃんが言った。
「260(回転)か・・。350まで回して来なかったらダメやな。500、600行くわ」
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301日目 勝負(2)

そうか、おっちゃんがそう言うなら350まで回してみるか、と思い、台を立つのをやめ、座りなおしてお金を入れた、そのすぐ後に魚群発生。(魚群・・海物語の激熱演出)これで単発当たり。おっちゃんに感謝である。
しかし、所詮単発である。単発じゃ勝てないのだ。やはり確変が来なければいけない。その後、時短後すぐに単発がきて、それが終わり、また単発。
なんだかなあ、と思っていると、おっちゃんが
「リーチがよくかかっとるし、スーパーリーチもようくる。今、単発3回やろ?たぶん次、確変くるわ」
と言った。
その言葉通り、間もなく確変当たり。
すげえぜ、おっちゃん。
その後も、おっちゃんの言うことはことごとく当たり、自分は気づけば10箱以上のドル箱を積み上げ、その時点で店一番の出玉であった。
「(確変中に)単発はハズれるし、最高のパターンやな。その台、今日20箱出るで」
その言葉通り、自分は一時22箱まで出した。その後、おっちゃんが言う回転数まで回し、当たりが来なくなったのでヤメ。
果たして、この勝負で自分は3連敗分の負けを全て取り返すことに成功したのであった。
おっちゃんはと言うと、最初の当たりから調子が出ず、ハマってしまったようだ。
自分も、こんなにうまくいくとは思わなかったが、勝ちは勝ち。夜、おっちゃんに別れを告げ、バイトに向かった。バイト先では、すでに自分が勝った話が仲間に伝わっており、ジュースをおごって仕事。なんだかクラクラする。

302日目 眠気

さあ、2月である。
今日、工場の仕事に寝坊して遅刻してしまい、明日からKさんとTくんが、朝、自分に電話をくれるという。
「高沢くん、明日から電話で起こしちゃるけ。5時に起こしちゃるわ」
「5時は早いっすよー」
なんて話しながら仕事。
職場では、自分の居眠りが半分ギャグのようになっていて、自分が仕事の姿勢のまま目を閉じている姿をよく仲間が見に来て笑っている。一ヶ所に立って動かぬ仕事なので、自分でなくても眠くなるらしいのだが、申し訳なさが募る。
気づいたら寝てしまっていた、ということが多く、よく膝から崩れ落ちて、スネをぶつけたりする。これに関しては、自分も様々な対処法を考案したのだが、どれもダメであった。
例えば、眠気に襲われたら眠気覚ましの薬を飲むとか、トイレに行って頭から水をかぶるとか、とにかく歩き回ってみるとか、自分で顔を殴ってみるとか、仲間のところに行き一発ギャグをかますとか、色々試してみたけど、どれもダメなのである。絶対に眠らない方法をよく仲間と話すのだけど、いい案が浮かばない。
一瞬起きる方法はいくらでもあるのだが、眠くならない方法というのが見つからないのだ。誰か、いい方法を知らないだろうか。ちなみに、メンタームを顔に塗るとか、薄着になって寒さに震えながらとか、そういうこともやったが、逆に仕事にならなくなるのでダメである。
そういえば、コンビニに来たお客さんが手をこすりながら「寒い、寒い」と言ってアイスを買っていったんだけど、これはどうなんだろう。なかなか粋ではある。

303日目 クジ

最近、コンビニで1回500円のクジを販売しているところが多く、このクジでどんなものが当たるかというと、キャラクターグッズが当たる。
自分のバイトしているファミリーマートでも、このクジを販売していて、毎月テーマが変わる。先月はウルトラセブン、先々月はガンダムであったが、今月、2月は何であるかというと、ドラゴンボールである。
昨日、2月1日から始まったのだが、さすがドラゴンボールは売れ行きがいい。ちょくちょくクジを引いていく人がある。特賞は大猿のフィギュアなんだけど、これがなかなか迫力のあるものでカッコイイ。高さが40cmくらいあるのだ。自分は店員だが、お金さえ払えばクジを引けるので、バイト帰りに1枚引いてみようと思った。あの大猿フィギュアが欲しい。
そう思いながら仕事をしていると、1組のカップルがやって来て、このクジを引いていった。女性の方が箱に手を入れて、クジを引く。
取り出したクジをペロッとめくって、女性が言った。
「何これ?大猿・・フィギュア賞?どれ?」
自分もまさか初日に特賞を、しかも一発で引かれるなんて思わないから、最初、「4等くらいかな」と思って、棚を見てみると、大猿フィギュア賞は、あの特賞の大猿フィギュアに間違いなく、事態を把握した自分は思わず
「えっ、マジで?」
と呟いてしまった。
カップルの方も、どうやら事態を把握したらしく動揺し始めた。
すごい強運の持ち主である。
「すごいですね!・・えぇぇぇえ!?本当に?いや、これ・・1等ですよ!・・・えぇぇぇえ!?」
なんて、自分も落ち着かず、使えないコンビニ店員になり果て、それを見かねた仲間の店員が棚から大猿フィギュアを下ろして、男性にどうぞと渡した。二人は興奮した様子で帰っていった。
クジ運か無欲の勝利か。自分もだいぶ興奮した。
それでバイト帰り、よし自分も、と思って引いたクジは一番数の多い残念賞的ボールペンであった。
救われねぇ。

304日目 節分

節分である。鬼。
なんで、へそに豆なんだろう。なんで、赤と青なんだろう。鬼の謎。
恵方巻きってあるね。あれは節分とどんな関係があるんだろう。最近、豆をまく家庭って、どんどん減っていっているんじゃないだろうか。その代わりに恵方巻きを食べる家庭が増えたんじゃないかと思う。自分が子供の頃に恵方巻きが今日ほど盛んではなかった気がするもの。たぶん、豆をまくのは準備とか、家族の時間が合わないとか、掃除とか、そういう面倒なことが多くて、減ってきたんじゃなかろうか。でも、それじゃ寂しいから、ある方角を向いて寿司を食えばそれでいい恵方巻きに、文化がシフトしてきたんじゃないだろうか。スーパー側の戦略と共に。
なんてことを思うんだけど、なんかひねくれてるこの自分の意見には、ちゃんと本音があってね。
というのは、やはり節分は恵方巻きもいいが、豆をまいて欲しいのだ。両方やれば尚いいのだが、どちらかと言って、豆まきが優先されたい。節分には、どの家庭も豆まきをする世の中であって欲しい。各家庭から聞こえてくる鬼や子供の声に平和を感じていたい。
今年もうちの親父は一人で豆をまいてるんじゃなかろうか。子供達がそういうことから離れて、誰も豆まきに参加しなくても、うちの親父は毎年豆をまく。
「福はぁうち!鬼はぁそと!」
と叫んでいる。そんな親父が偉いと思う。
文化を伝えていくのは大人の役目だ。覚えるのは子供の仕事だ。日本の文化って何だ?荒廃していくものもあれば、生まれてくるものもある。文化を知らぬ子供が増えれば、日本はますますその顔を失っていくんじゃないだろうか。
簡単な文化ばかりをよしとせず、面倒くさくても日本は日本の文化を。文化とはそのまま、その国の平和なのだ。
節分にそんなことを思う。

305日目 夜の街(1)

昼勤明け、職場の仲間と流れに流れた新年会があり、5人で居酒屋に行ってきた。工場での自分の職場は、いつもこの5人が1チームとなり働いている。残り2チームとで、昼勤、夜勤、休日を回すのだ。
工場を出てすぐの駅前居酒屋で乾杯。男同士なので、話題は仕事か、女か、下ネタである。社会情勢とか話し合わない。年齢的に言えば、自分より年下が2人、年上が2人なのだが、皆、既婚者で子供がいる。それでも、店員の女の子をナンパしようとしている。
話をしていたら、先輩が
「なんでそんなに面白いんだ」
と自分に言った。
「高沢くん、最高やわ」
とTくんも言う。
自分の話が面白いそうだ。自分は人を笑かすのが好きなので、こういうことを言われると嬉しい。だいぶバカ話が盛り上がった。
しばらくして解散。皆は帰路に着いたが、自分とKさんは2人で歓楽街まで繰り出すことになった。この前の続きである。
「高沢くん、色々あるで。ニチ、ピン、チュウ、ロシア、インドネシア、どれがいい?」
と言うので、ニチ、と答えたら、
「日本は高いだけで面白くないで」
と言うので、じゃあピンで、と答え、フィリピンパブに行くことになった。
Kさんは、昔相当遊んでいたらしく、フィリピンパブ一つにしても、ここはどうとか、あそこはどうとか、よく知っている。自分は酒とギャンブルはやるが、夜遊びは人に連れていってもらったことくらいしかないので、Kさんのような人がいるととても心強い。
ちなみにKさんの奥さんはフィリピーナである。Kさんから、フィリピン人女性について色々と教えてもらった。

306日目 夜の街(2)

Kさんに、歓楽街にあるフィリピンパブの店を何軒か案内してもらった後、一つの店に入店。店内は薄暗く、店の奥、中央にカラオケのステージがあって、それを取り囲むようにしてテーブル席が10ほどあった。
そのうちの一つ、ボーイに案内され座った席はステージの真横。飲み物を注文し、待っていると女の子が二人やって来て、自分とKさんを挟むようにして座った。
挨拶。
「お名前ハ?」
「サトシです」
「サ・・トシ?」
「うん、サトシ」
「トシ?」
「違う違う、サ・ト・シ」
「トシでイイ?」
「えぇ?」
「トシ!」
「ああ、うん」
そんな感じで話し始める。
しかし、ここまで来たものの、自分は一体フィリピン人女性と何を話せばいいのか全く分からない。だから挨拶から先に話が進まないのだが、それでも、なんだか店の女の子全体が自分に対してサービスがいい。それが気になって、Kさんに
「なんでっすかね?」
と聞いてみると、
「若いからよ」
とKさんは言った。
Kさんの話によると、フィリピンパブというのは自分(Kさん)の世代で終わりなのだという。自分より下の世代はフィリピンパブに来ないそうで、言われてみれば確かに他のお客さんもおっさんばかりである。40~60といったところか。それで、若い男が来ると、皆珍しがるのだそうだ。一人の女の子が自分の腹をさすって、
「お腹出てナイ!!」
と叫んでいたほどである。
ああ、なるほど、と思いつつも、若いってだけでサービスがいいのは気分がいい。調子に乗ってカラオケなんぞ歌ったりしたが、選曲を間違えた。どうも、この世代の歌が分からない。
自分が何を歌ったかと言うと、石原裕次郎を歌ったんだけど、裕次郎はちょっと古過ぎたらしい。Kさんが何を歌うのか見ていたら、鈴木雅之を歌っていた。やはり、この世代の曲を自分はよく知らない。マッチとかもその世代だろうか。後で勉強しておこうと思った。
別に何でも好きな歌を歌えばいいのだが、なるべくなら好きな歌の中から周りの世代に合った選曲をしたい、という思いが自分にはある。

307日目 夜の街(3)

そうこうしながらも、女の子が入れ替わり立ち替わりやって来ては、自分の帽子を取り上げてかぶったりして、キャッキャ言っている。話には聞いていたが、フィリピーナというのは、綺麗な顔立ちの人が多い。
徐々に自分も打ちとけ始め、歳や日本での滞在期間の話をしていると、女の子がこんなことを言い始めた。
「アナタ、あれに似てるネ」
「え、なになに?」
「ホラ・・」
「なに?」
「レイガーン!」
「・・幽遊白書?!」
「ソウソウ!」
幽遊白書というのは自分が小学生の頃に流行ったアニメのことである。自分はこのアニメにあまり詳しくはないが、気になったので、一応こう質問してみた。

「幽遊白書の誰?」

女の子は少し考えこんでから言った。

「んー・・ムクロ?」

ムクロって・・、確かそんなキャラいたなぁ。まあ、人間じゃないことは確かである。というか、たぶん妖怪である。少し傷ついた。
そんなこんなで、フィリピンパブにも閉店の時間がきたのだが、閉店間際、もう終わりですよという合図か、店内に音楽がかかった。すると、そこにいた客と女の子達が皆立ち上がり、踊り始めたではないか。どうやら、お別れのダンスのようである。自分もとりあえず立ち上がったが、ダンスなんてしたことがない。Kさんが
「チークダンスよ」
と言っていたが、チークダンスって何?って感じである。困った。こんなことなら旅に出る前、ダンスを習っておけばよかった。
後悔しつつ、女の子の手を取りクルクル回った。しかし、回ってみたら案外踊れるものである。案外踊れる自分に出会って、少し驚いたほどだ。踊りの最後、一緒に踊っていた女の子が自分にキスをしてくれた。
そのまま、フェイドアウトするように、気づけば自分はKさんと2人、夜の街を歩いていた。祭りの後は心淋しい。会計は2人で2万円位だったと思う。Kさんによると、だいたいそんなものらしい。
「高沢くん、帰るか」
「帰りますか」
Kさんと歓楽街を歩きながら他の店やらぽん引きのおばちゃんの居所を教えてもらい、飯を食うほど腹も減ってないし、手頃なところでタクシーを拾って
「それじゃあ」
と別れて帰宅。
布団に倒れこんで、部屋の電気をつけたまま、気づいたらいつの間にか眠りこけていた。

308日目 職

コンビニのドラゴンボールクジが6日時点でほぼ売り切れてしまった。上位賞が全て出てしまったので、もう引く人もいないだろう。早かった。
店長によると、大賞はまだ残ってますか、と問い合わせまであったらしい。後半になっても大賞が残っている場合など、残ったクジを買い占めていく人もある。なんでも、このクジの大賞などはインターネットオークションでも高値がつくようで、人気があるクジはすぐ売り切れてしまうらしい。エウ゛ァンゲリオンがすごかったと聞いた。
びっくりドンキーで、キッチンに見慣れぬ子が数人いたので、新しく入ったバイトの子かと思っていたら、中学生の職場体験だという。男の子1人と女の子2人。
自分が中学生の頃などそんなものなかったが、今はどこの中学校でもあるようで、3人とも洗い場に入りながら、元気に洗い物をしていた。
ちなみに洗い場担当のことをウォッシャーという。飲食業全体かは分からないが、仕事一つ一つに名前があって、例えば配膳をする人のことをキャリー、席を片づけることをバッシング、お客さんを案内することをエスコートなんて言って、自分なんか
「なんで英語なんだ」
と思うが、まあ、そんなことはどうでもいい。
職場体験というのは、例えばスーパーだったり警察だったり、色々な場所で仕事の体験をしてみるらしい。やりたい職業を自分で選べるんだそうだ。どこへ行くかは学校が決めると言っていた。仕事中にその子達の担任の先生がやって来て、3人が洗い物をする様子を写真に撮っていった。
さすがにバイト代は出ないのだが、店長が気を利かせて、代わりにどれでも好きなパフェを食べていいということで、ランチの仕事あがり、嬉しそうにメニューを見て話していた。
仕事に対する純粋な気持ちって何だろう。その子達の表情に、自分も忘れていた仕事への純粋な思いを見た気がして、逆に教えられた気がする。

309日目 調整

広島というのは、広島の街の周りを山がぐるりと囲んでいる。海を見てみれば瀬戸内の諸島がそこかしこに見え、島と本州を結ぶフェリーも頻繁に行き来している。秋になれば松茸がよく採れるらしい。広島が松茸の名産地だということを広島に来て初めて知った。あと、もみじ饅頭も。
広島という地名の由来は、昔、この土地が文字通りの広い島だったことからだそうだ。川と海に区切られた島が、やがて本州側と結ばれ、今の広島になったという。だから広島の地下は砂地である。砂地では地下施設の建設が難しい為、広島には都市部にしては地下道が少ない。地下鉄も通るまいよ(通らないだろう)、と地元の人間は言う。
広島に来て、色々なものを見た。希望していた宮島と原爆ドームも見れたし、広島城、流川、お好み焼き、夜釣り、ウインズ、閑散とした場面や、何気ない街角の風景、雨の市電、雪のバイト道。いくつもの景色を記憶に留めた。
また、歩き出す日のことを考えると、ブランクが怖い。しばらくは、ふくらはぎをパンパンにして歩かねばならないだろう。そんなことを考えると、自然と気持ちも引き締まって、最近は食事制限なんぞ始めた。なるべく筋力を落とさぬよう、この広島生活での移動手段は歩きを中心として過ごしてきたし、来る春に向け、意識が高まってきた感じがする。
きっと、まだまだ広島には面白い場所がたくさんあるだろう。そういうものを全部見てみたいが、時間が足りない。まあ、せめて旅に出る前に、うまいものをたらふく食べてから出発したい。

310日目 遊び人の考察(1)

Kさんが、
「高沢くん、もっと遊ばんともったいないで」
と言うので、自分は遊び人というものについて、少し考察してみた。
事の発端は、この前のフィリピンパブである。自分はこの時、女の子に携帯番号が書かれた名刺を渡されたのだけど、それを見ていたKさんが後日、
「高沢くん、ちゃんと電話したか?」
と自分に聞いてきた。
「いや、かけてないっすよ」
そう答えると、Kさんは驚いた様子で
「なんで、電話せんの?!」
と言った。
「なんで、って言われても・・別に話すことないですし」
と返答したのだが、そこにいたTくんまでもが、Kさんの側に立って
「なんで?!」
と自分を責めてきた。

「電話してどうするんです」
「話せばいいやんか」
「話してどうするんです」
「仲良くなればいいやんか」
「仲良くなってどうするんです」
「楽しいやんか」

ああ

言われてみれば、もっともである。
自分はなんだか自分が了見の狭い男に見え、なるほど、なんて納得したのだけど、やはり電話をする気にはならない。
この、自分の気持ちにセーブをかけているものは何だろうか。まず、そこから自分は考えを巡らせてみた。
すると、分かったことが一つ。というか、たどり着く答えは一つであった。

面倒くさいのである。

311日目 遊び人の考察(2)

何が?と言われると、うまく言えないのだけど、今の状況もあるし、色々面倒くさい。例えば、ひどい意見ではあるが、何を話そうか考えるのがまず面倒くさかったりする。自分は基本的に口下手なのだ。
ところが、この面倒くささがKさんには分からないのだという。
「わしが高沢くんやったら、毎日電話するで。遊びまくるわ」
そう言う。自分には逆にそれが分からない。
遊び人というのは、遊ぶことに手間を惜しまない。もしかしたら、手間とも思わないのかもしれない。話もうまいし、よく気が利く。
自分は苦手である。自分、遊び人だろうか。風来坊ではある。面倒くさがり屋の雲助だ。でも、遊び人ではない気がする。ルパン3世のようになってみたいけど、多分無理。こんな旅をしておいてアレだが、自分は遊び人にはなれないだろう。
遊び人も、良いところがあれば悪いところもある。自分はどうもKさんが言う「楽しいやんか」の先を考えてしまう。その楽しさを楽しいからと3つも4つも抱えたら、後で修羅道に堕ちるんじゃないか、と思ってしまうのだ。
そんなことをKさんに言ったれば、はは、Kさんはこう言った。

「そんなん、俺は包丁つきつけられたことが何度かあるで」

さすがである。貫禄が違う。

312日目 切ない日

職場で自分の居眠りが過ぎ、
「今度寝ているところを見たら、無条件でもうその日お前は残業カット。だから、とりあえず今日は残業カット」
と上司に言われ、結構凹んだ。
職場で居眠りなんて、確かにあり得ないことである。クビにされないだけ感謝なのだが、個人的には日々頑張ってるんだけどなあ、という思いがあって少々辛い。やっぱり仕事は一つがいい、なんて考えてしまう。
と言ったところで、何度も言っていることだが、自分は広島に稼ぐ為にやって来たのであって、仕事を一つにしたら収入も減る。どの仕事も、3月一杯まではやる、という話になっているので切るわけにもいかない。急に辞めるのは迷惑をかけるし、続けても迷惑をかける。全く、自分で始めたことながら板挟みな気持ちになる。
仕方なく、また薬局に行って眠気覚ましの薬と栄養剤を買うのだけれど、この薬を毎日飲み続けるのにも抵抗があって。体にいいわけがないし、実際あまり効かないし。どこで線を引いたらいいものか。せめて、もっと眠気が起きない仕事だったらいいんだけどなあ、と心の中で愚痴る。
で、その帰り、せっかくバイトを休みにしてまで空けた時間にパチンコへ行き、嘘でしょ、っていうような負け方をして、もう散々である。絞りだした汗と恥と涙をカクテルにしたような気持ち。イッツ情けなさ。それは情けなさ。
「世にもとんちんかんな男がここに一人いますよー!」
と夜のトバリの中で叫びたい気分。盗んだバイクで走りたい。
で、夜、久しぶりに友達に電話した。こういう時はそういうことがしたくなる。弱い。でも、友達に弱いところを見せたくないし、敢えて今日あったことも話しはしなかったが、色々なことを話している内にいつの間にか気持ちが楽になってきた。明日も頑張ろーって思えてくる。
友達って、ありがたい。

313日目 ニュース

自分の地元である埼玉県行田市が揺れている。
先日、行田で市と建設会社による談合事件があったと携帯電話のニュースで見たのだが、それに関連してか、今日、その時の市長であった方が温泉地で自殺した、というニュースを見た。
捕まった建設会社や、渦中の市長は、自分が土方をしていた時に一緒に仕事をしたり、選挙の応援などに行ったりしていたので、ショッキングであった。
思わず親父に電話をしたのだが、親父はその時、行きつけの飲み屋で飲んでいたようで、飲み屋での話題はやはりそのことだったらしく、事件のことや自分がお世話になっていた建設会社の現況などを聞いて、電話を切った。
地元が揺れている。
ところで、少し話をかえるが、談合ってそこまで悪いことなんだろうか。少し前に、宮崎県の東国原知事が談合を認めるような発言をして叩かれていた。談合はずるいと思うが、それも会社同士、弱肉強食の一つと言い切ってしまえばそれまでである。きっと、これを否定できるほど、誰もクリーンには生きていないだろう。
それで、だいぶ話がかわるんだけど、今日、びっくりドンキーに来たお客さんが
「やっぱり、シャバに出ると食事の時間がズレるから、腹の中が調子狂ってウイルスが・・」
みたいなことを話しおり、すごく気になった。
この前も、
「兄貴、お帰りなさい!いやー、やっぱり兄貴がいないと・・」
みたいなことを言っていたお客さんのグループがあって、そういう施設が近くにあるんかな、と思ってしまう。
機会があれば、後学の為に自分も話を聞いてみたい。

314日目 拾い物

2月13日。旅を始めて314日目。3-1-4、さとし、で自分の目である。なんかいい事あるだろうか。
仕事帰り、ナムアミダブツでわっしょいしょい、なんて変な歌を即興で歌いながら歩いていたら、アスファルトの上にキラリと光る丸いものを見つけた。
「あれは・・もしや」
近づいてみると、間違いない、小銭である。50円玉だ。
冷静にしゃがみこみ、冷静に拾いあげ、冷静に立ち上がり、冷静にポケットに入れて、冷静に歩き出した後、やった、50円GET!と呟いた。客観的に見たらすごく恥ずかしい行為である。
確か、記憶に間違いがなければ、100円以下の金は拾って警察に届けなくても罪にはならないのである。別に500円玉だったとしても警察に届けるつもりはないが。
皆さん、もし道を歩いていてお金が落ちていたら、いくらなら拾い、いくらなら警察に届ける?
法律を入れず考えたら、これ、結構難しい問題なのである。まあ、500円玉ぐらいを警察に届ける人はそうそういないだろう。1000万円を拾ってネコババきめこむ人もそうそういないだろう。じゃあ、1万円なら?
この旅に出る直前に、自分は数万円お金が入った財布を拾った。でも、財布の中に身分証とかなくて。とりあえず拾った場所が展望タワーの最上階だったから、受付に届けたんだけど、これが後々ややこしい話になってね。いい事をしたつもりでも、人に迷惑をかけることがあるんだな。そういうことがある。
中学生の頃、下校途中にバックの落とし物を拾って、友達が「ほっとけ、ほっとけ」と言う中、「いや、もしかしたら誰かが困ってるかもしれない」なんて言って一人警察に届けたっけ、対応した警察官が「本当に中身はこれだけだったぁ?」なんて自分を疑ってきてね。悪気はなかったのかもしれないけど、あの時はすごく頭にきたな。そういうこともある。
旅の途中で自分は結構お金を拾ったんだけど、それは全て天からの恵みとして受けとっている。もちろん、届ける場合もある。自分は自分の勝手な判断で、それがお金以上に思い入れのありそうな品だったら届けることにしている。
あと、バイトの給料日が過ぎたのに、自分の口座にバイト代が入っていないんだけど、これは一体どういうことなんだろう。えぇぇ。

315日目 赤い日

20080217231239
仕事帰り、びっくりドンキーに
「給料が入ってないんすけど」
って言いに行ったら、
「給料日は明日です、頑張ってねー」
と言われ、恥ずかしかった。
バッカだねぇ、自分。バッカだねぇ。給料日を5日早く勘違いしていたのである。
顔を赤くして、店を出て通りを歩く。今日はファミマの店長、マネージャーと酒を飲みに行く話になっていたので、「とり楽」というしゃぶしゃぶ屋に向かった。
この店はびっくりドンキーのすぐそばに、去年の暮れ出来た店なのだが、3000円で飲み放題、食べ放題と料金が安く、気になっていた店である。入り口に大きな赤提灯が2つぶらさがっていた。
店長とマネージャーは夫婦なのだが、二人とも自分より歳が若く、去年の暮れに誕生したお子さんがある。二人と、二人の赤ん坊を見ていると、やっぱり自分も早く結婚して子供が欲しくなる。
酒と料理を飲み食いしながら自分の旅の話をしていたら、店長が
「高沢さん、沖縄行ったら、どこに泊まるんです」
と聞いてきた。
自分はいつも野宿なので、そんな話をしたら
「よかったら、僕の姉貴のところに泊まります?」
と言う。
詳しく話を聞いてみると、どうやら店長のお姉さんは現在、沖縄の米軍基地の中で旦那さんであるところの米兵さんと生活しているらしく、その基地内にある住宅に泊まれるので、よかったら泊まらないか、とのこと。
「いい経験になると思いますよ」
と言うので、自分はこれに一も二もなく飛びついた。
「マぁジっすか?!お願いします!!」

沖縄で米軍基地の中に入るなんて、なかなか経験できることではない。自分は、人と人がつながっていく感動に震えた。沖縄が実に楽しみになった。
入店して2時間、たっぷり食べて飲んで、店長夫妻と別れ帰宅。
で、さっきから、赤い顔をして英語の勉強をしている。
「えー、アイムウォーキングマン!うーん・・通じるかな」
なんて。

316日目 貰い物

タバコを一本、ゆっくりじっくり吸う。
・う・・うまい。
いやータバコを部屋に忘れてきてしまったんだな。職場である工場内にはタバコが売ってないので、休憩中、Tくんに貰いタバコ。
タバコって、こういうところが面倒くさいなぁ、と思う。無い時は吸えず、落ち着かない。いっそのこと、辞めてしまえば楽なのに、タバコを辞めるというのは苦である。うくく。
貰い物、といえば昼飯の時、いつもKさんに弁当のご飯を半分もらっている。自分はそれでも足りないくらいなのでカップラーメンを買ったりするのだが、周りの人は皆そんなに食べない。自分から見れば、皆、少食に見えるが、そんなに食べているのは自分くらいなので、自分が大食いなのだろう。
高校時代の寮においても、自分は寮生の中で一番食べていたと思う。毎週水曜だか金曜だかがカレーの日で、自分はいつも大きめのカレー皿にライスをパンパンに盛っていた。ルーがかからきらずに皿の縁にたれるので、それを見て、よく食堂のおばちゃんが笑っていた。
ひょっとしたら、自分は食欲が成長期からあまり落ちていないのかもしれない。
Tくんなんかは、いつも自分の正面で弁当を食べているが、自分の食事の様子を見て
「いい食いっぷりやわ、高沢くん、ホントうまそうに飯食うね」
と言う。自分は
「そうかぁ?」
なんて言いながら、カップラーメンをハフハフズルズルやっている。
先日、自分は納豆を持って仕事に出掛け、食堂で2パックかきまぜてご飯にかけて食べた。実に美味かった。職場に納豆を持ち込んだ人間は自分が初だったらしく、
「今まで見たことない」
と皆に言われたが、そう言われると、自分はなんだか前人未踏の快挙を成し遂げたみたいで気分がいい。
気分がいいので、いつもより多く納豆をグリグリかきまぜていたら、近くに座っていた先輩が大の納豆嫌いだったらしく、匂いが・・、と言うので、一転自分は謝ることになった。調子に乗ると、すぐこうである。
まあ、でも、実はその納豆もコンビニでの貰い物だったりする。

317日目 チンポコ

注意!
本日の日記は下ネタの苦手な方、嫌いな方には読むことをオススメしません。読んで、気分を悪くされても責任はもてませんのであしからず。

寮の風呂場で、一人、シャワーを浴びていたら、もう一人、知らぬ人が風呂に入りに来た。体を洗いながらチラッと見ると、歳は自分と同じくらい、前を隠さず威風堂々とした感じの人である。その威風堂々さに
「なんだ、コノヤロー、やんのか」
って感じの自分であったが、何気ないことだったので、また目線を元に戻して体を洗っていて、ふと、ギョッとしてしまった。
・・でっけぇ。でかかったのである。その人のアレが。
えっ?と思って、もう一度振り返ってみたが、今度はその人が後ろ向きで、見えるのはケツばかりである。
経験したことのない恐怖。
「すいません、参りました」
って感じの自分である。

男ってのは(自分だけか?)、何故か、裸の時にチンポコがでかい男と対峙すると、その時点で負けた気がしてくる。ダメだ敵わねー、とか思ってしまう。ううう・・、なんて弱気になる。腕力とか関係ない。勝負はファーストインプレッションで決まる。侍が裸で試合をしたら、多分チンポコがでかい方が勝つんじゃなかろうか。自分は、その人が股にヒョウタンぶら下げてんじゃないかと思うほど、その人のチンポコはでかかった。
こういう、なんていうんだろうか、学術的にいうと個体差ってやつ?ずるいな、と思う。
「チンポコのでかさなんてどうでもいいんすよ。関係ないんすよ、そんなものは。金玉より肝っ玉」
なんてことも言うが、やはり男なら、こう、見映えがよくて、ずっしりとしたモノが欲しい。そういう憧れがある。
そうして、決めました。自分。来世はどんな生物であれ、チンポコのでっかい個体で生まれてこようと。

現世は諦めた。

318日目 冷凍庫

「駄菓子屋の菓子って賞味期限切れてるやつ多いよねー」
「あー、あるねー。あれ?賞味期限ないのって、あれチョコだっけか?ああ、アイスか」
「ああ、アイスは賞味期限ないねー」
「いや、でもさ、賞味期限ないったって、さすがに食えないのとかあるよな」
「だねー」
「どんくらいもつんだべか」
「どのくらいだろうね。僕、一度すっごい昔のガリガリ君見たことあるよ」
「どんなの?」
「なんかねー、アイスのあの冷凍庫の中で、一番下の方にあったガリガリ君をとったら、絵柄が今と全然違ってた」
「ブハハハハハッ!それ、おもろいねー!」
なんて会話をバイト中、仲間と裏でタバコを吸いながら話していた。
さすがにそのガリガリ君を食べる勇気はないのだが、何でも凍らせれば永くもつ、って考え方が庶民にはある。
うちの親父が、キノコ狩りに行くのが好きで、よく秋になると山へ行ってキノコを採ってくる。ある日、自分が、自分の部屋の冷凍庫に入っているアイスを食べようと思ってドアを開けたら、中にキノコがパンパンに入っていたので、
「なんだこりゃあぁぁっ!」
と叫んだ。
使いやすいように袋に小分けされたキノコが十数袋、勝手に入れられていたのである。
「こっちの冷凍庫に入りきらなかったから、お前んとこに入れといたんだよ」
と親父は言っていたが、味噌汁か何か作ろうとしたのか、一袋を取り出した時にドアを閉め忘れ、茶色い液が床に滴っていた時はキレそうになった。また、匂いがすごいんである。山で採ってきた天然キノコなだけに。
うまいんだけどねー。半解凍したキノコの水分が、中でまた凍って、自分の部屋の冷凍庫はバリッバリであった。多分、キノコのうまみ成分が出きってしまったのだろう、もう誰もそのキノコを食べようとしないし。

319日目 失敗

先日、貰い物の話を書いていて、自分の記憶の引き出しが勝手に開き、今まで食い意地を張らせて失敗したことをいくつか思い出したので、今日はそれを少し書こうと思う。
数年前、自分は「バスで行く!春のイチゴ狩りツアー」に参加した。地元から千葉の苺農園まで日帰りで行くっていう。途中、海ほたるなんか寄って、はんはん言いながら調子よかったんだけど、その車中、バスガイドがいらぬことを言った。
「このツアーで、今まで一番イチゴを食べた人は、皆さん、何個だと思いますぅ?30個?違う違う。40個?うーん。今までで、なんと、48個もイチゴを食べた人がいまぁす!」
カチン、ときた。何故、この場面でカチンとくるんだ、とおっしゃる方があれば、その方は正しい。カチンとくる場面では全くない。ないはずなのだが、自分は、48個、そこ、ただそこだけにカチンときたのである。48個で一番を名乗るなっていう。刻一刻と苺農園に向かうバスの中で、自分は一人、
「抜く」
と闘志を静かに燃やし続けていた。燃やし続けてしまった。

結果、自分、62個を完食。記録更新。結構大粒のイチゴであったが、な?口ほどにもねぇ、ってバスに乗り込んで、後は一路地元である。
ところが、バスが走り出して数分のこと。もっと考えるべきであった。この時、自分は自分の浅はかさを呪った。なんとも激しい尿意が自分を襲ってきたのだ。悪夢の始まりである。
バスは地元まで帰る途中に2度のトイレ休憩を予定しており、バスガイドの話によると、一発目のトイレ休憩は高速にのってからのサービスエリアという。だが、しかし、この高速にのるまでの下道がなかなか進まなかった。というか、大渋滞である。当然と言えば当然、時は観光シーズンの真っ最中であった。
参った。自分の腹には、先ほど食べた62個分のイチゴが水分になって、猛烈に迫ってくるのである。初めは、まだ微笑んでいられた。隣の席にいた友達に
「大丈夫?」
と聞かれ
「大丈夫、大丈夫」
と余裕で答えていた。
ところが、これが次第に大丈夫と言えなくなってきた。自分は車窓の縁のところに肘をついて、ボーッと外を見つめながら、右足のつま先をパタパタと上下させ、落ち着かなくなってきたのだ。すでに、友達の大丈夫?にしっかり答える力がない。とにかく、尿意を封じ込めることだけに全神経を集中させるようになっていった。
「ホントに大丈夫?」
「・・・」
「バス、止めてもらおうか?」
「いや、いい」
友達の配慮も断った。だって、それだけは勘弁である。そんなことをしては先ほどの栄光が一気に恥辱と笑いの奈落に落ちてしまうではないか。杞憂とも言うべきそんな危惧を自分は感じていた。
そう言いつつも、今にも張り裂けそうな自分の膀胱。ついに自分は、窓枠に肘をつくような姿勢も厳しくなり、疲れ果てたボクサーのように両膝の上に肘をついて、背中を丸めうつ向き、そこからピクリとも動かなくなった。
「顔が真っ青だよ!」
「・・・うん」
「ホントに大丈夫?」
「・・・うん」
「どこかに寄ってもらおうよ」
「大丈夫だって!」
友達とはそれ以降、口もきかなくなった。大丈夫?と聞かれても、何も答えなくなった。状態は悪化し続け、もう最悪、漏らすことまで頭をよぎった。
「成人男性がバス内で小便を漏らす!原因はイチゴの食べすぎ」
本当にそうなったら、もう自分は地元へ帰れない。
バスツアーでの記録より何より、いまだかつて、この時ほど尿意を堪えたことは自分の歴史の中でない。断然、一番である。
結局、バスが動き始めてから2時間強。なんとか高速にのったバスはサービスエリアにイン。やっとトイレ休憩となった。一斉にトイレに向かうツアー客達。自分が先頭である。今日は何事もトップだ。しかし、走れそうにもないので、若干前屈みになりながら、手を振らずに早歩きする。

天国。

天国とはこのことか、とサービスエリアのトイレで一人思った。

320日目 失敗2

食い意地を張らせて失敗したことがもう一つ。
あれは自分が小学生の時、知り合いの人が近所にフランス料理店をオープンした、ってんで家族で食べに行った時のことである。
フランス料理なんて、食べるのはもちろん初めてだったし、今までの記憶の中で、この時ほどしっかりとしたコースで食べたこともない。だってフランスである。フランスなのである。子供心にもそこらへんを強く感じていた。とにかく、意気込んで、めかしこんで、食べに行った覚えがある。
出されてくる料理は、見たこともないものばかり。店内の雰囲気がまず違うのだ。なんていうか、シャリランとした飾り付けとか、テーブルとか、食器がいかにも高そうである。自分は心が踊った。
ところが、どうしたことか、あまり意気込んでいたので、自分はメインディッシュが出てくる頃には腹が一杯になり、もう食えないという状態であった。
メインの肉が食えない。これは痛すぎる。なんとか回避せねばならない。
しかし、回避するったって、もう腹が一杯なのだから仕方がない。それはどうやら、一緒に食事をしていたおかんも同様だったようで、皿に盛られた料理にあまり手をつけていない。コース料理なんて、初めにメインを持ってきてくれれば一番うまく食べられるのに、前菜やら何やらで腹が膨れては元も子もない。
自分は残っていた力を振り絞って、それを食べた。はっきりいって、もう、うまいとは思わない。とにかく詰め込んでいる感じである。
一口。
二口。
水。
三口。
四口。
水。
そして、ついに完食。食べきった。もう限界である。服の上から腹をさすっても、胃が浮き出ているのが分かる。
ふー、と息をつきつつ、周りを見渡してみると、やはり何というか、雰囲気で格が違うというか、高そうな店である。子供心にもそこらへん、そこらへんを強く感じていた。
ふと、目の前を見ると、おかんは料理を食べきれず、皿に残したままにしてある。それを見た自分は、瞬間、
「あ、もったいないな」
と思った。思ってしまった。
食い意地の真骨頂である。今考えても神業であった。
自分は、おかんに、それを食わぬなら自分にくれ的なことを言って、おかんから皿を受け取った。もう、ちまちまと腹に詰め込んでいる余裕はない。自分は一気にそれを口に放り込み、飲み込んだ。その時、自分は渡ってはいけない一線を渡ったのである。
自分が席を立って、辺りをウロウロし始めたものだから、親は会計を済ます手取りに入った。自分は親に
「先に出てるから」
と言って、一人、店の外に出た。店のすぐ前には国道が通っており、車が激しく行き交っている。夜風が気持ちよかった。
自分はその国道とは逆の、車を止めてあった駐車場の方に歩き始めた。親はまだこない。駐車場の隅、外灯が当たらない草むらに自分は立って泣いていた。腹が猛烈に痛かったのである。
ダメだ。もう自分は諦めていた。
次の瞬間、
「オェェェェェェッ!」
と言いながら、自分は胃の中に入っていたものを全て吐き出していた。ついさっき食べたばかりのフランス料理は、きれいさっぱり草むらに投げ出された。親の気配を背後に感じたが、自分はその場で泣き崩れた。
帰りの車中、自分はずっと泣いていた。親が
「欲張るからよ」
と言っていた。
けれど、今でも忘れようものか、あの時の切なさは。自分のフランス料理初体験の、甘酸っぱい思い出である。

321日目 おっちゃんの部屋

夜、久しぶりに競艇好きのおっちゃんの部屋に遊びに行くと、おっちゃんは一人で部屋にいた。TVを見ていたようである。
ドアをノックすると、中でガタガタと音がして、出てきたおっちゃんは、
「よお」
と自分を快く請じ入れてくれたのだった。
おっちゃん、この前会った時はフィリピンに行くなんて話していたが、どうやらそれも、愛知のトヨタに行くことも、取り止めにしたようである。理由を聞いてみると、結婚を約束していた飲み屋のフィリピン女性に騙されたからだという。
詳しく話を聞いてみると、おっちゃんがフィリピンに行くと言っていたのは、本当はその女性と結婚するためで、
「金は取られてないんだけどさ」
と言っていたが、iPodやデジカメまで買ってあげたらしく、だいぶ本気だったようだ。女の子の方から
「結婚して」
と言ってきたのだそうである。そうであるが、いざ結婚しようとしたら女の子に断られたのだそうだ。
「ぶち、かわいかったんじゃけぇ!」
「何歳だったんすか?」
「23」
「ハハハ」
その女性の写真を見せてもらった。そこには、ドレスを着たロングヘアーの女性がこちらに微笑みながらポーズをとって立っていた。
先月は、その女性と毎日電話をして、携帯料金が5万近くもいったそうで、自分に
「高沢くん、コンビニ弁当持ってきてくれぇやぁ」
と言う。今、極貧だそうである。

「高沢くん、今度一緒にフィリピンパブ行こうや」
「えぇー」
「女の子にマハラキタって言うといいよ」
「なんすか、それ?」
「愛してます、って意味よ」
「へぇー」
「マハラナマハラキタ、って言うといいよ」
「それはなんですか?」
「とっても愛してます、って意味よ」
「ハハハ」

おっちゃん、懲りている様子は全くない。

322日目 I先輩のこと(上)

工場の夜勤から帰り、バイトまでの1時間、睡眠をとって起きるのだが、完全に起ききれず、寝タバコをしているとついウトウトなって、気づいたらタバコを自分の着ているフリースジャケットに押し当てていた。1着しかない自分の上着に穴が空いた。実に悲しい。
今日、何かの拍子にふと、自分が高校時代にお世話になったI先輩のことを思い出した。I先輩は自分の1コ上の先輩で、寮の同室で自分と一緒に生活していた。とても優しい先輩で、誰からも慕われていたし、自分はI先輩のことを尊敬していた。
こんなことを言ってはなんだが、だいたい先輩というのは後輩に対して権力的である。特に若い人ほどそれを重視する。自分の用事を押しつけたり、物を勝手に持っていったり、面白いことをやれと後輩に言ったりするものだ。
ところが、このI先輩にはそういうところがなかった。それどころか、優しすぎるあまりに、先輩になっても同級生にからかわれたりしていたほどである。そうして、人を悲しませない程度に怒ったような風をして、いつも笑っていた。なんというか、自分を勘定に入れない人だったのである。それでいて心に芯のある外柔内剛の人でもあった。当時から自己主張の強い人間であった自分は、I先輩のそういうところに惹かれ、尊敬していたのである。

323日目 半年

2月22日。
今日、両バイト先に3月一杯のシフトを出してきた。これが最後のシフトである。今年に入ってから段々とバイトを削り、今月のシフトは、去年の12月頃と比べるとスカスカである。
ファミマ店長が、自分の手渡したシフトを見ながら
「これで終わりかあ。早かったですね」
と呟くように言った。広島に来て、半年が経とうとしている。半年間、自分は広島に住んだ。旅を始めた当初は、そんなこと思いもしなかった。あの時の自分の予定では、すでに沖縄と九州を周り終え、大阪で冬を越すはずだったのである。
寮に帰り、部屋へと続く廊下を歩く。ふと思うことがあり、自分は踵を返して、廊下を自分の部屋がある方向とは反対方向に歩き出した。自分はこの廊下を一番先まで歩いたことがない。いつも見ている景色だが、自分には関係のない場所で、用もないので歩かなかったのである。だけど、今日、何故か一番先にある非常口の窓のところまで行きたくなって、行ってみた。
窓から外の景色を窺う。何の変哲もない、そこから見えて当然の景色が広がっていた。その時、瞬間的に自分の胸に迫りくるノスタルジーのようなメランコリーのような甘くて苦い感情があったのだが、これの正体が何なのかは分からない。時間が止まったような気がした。
しかし、改めてこの寮を見回してみると、なんとなく自分が学生の頃に住んでいた下宿に似ている気がしてきた。あの夜、今夜は流星群が見られるというニュースに心踊り、自分は友達と二人、非常口の窓から屋上へと続くハシゴをのぼって、そこに寝そべりながら空を走っていくいくつもの星を見た。
広島はまだ寒い。埼玉も寒いだろう。沖縄はどうだろうか。桜はいつ咲くのだろう。3月でここともオサラバだ。さあ、今日は夜勤終わりの日。今から少し寝て、仕事に向かおう。

324日目 I先輩のこと(下)

威張っている人間に偉い人はいない。立場が上であれ何であれ、威張るというのは子供じみた愚かな行為である。謙虚であることの方が、どれだけ立派か。どれだけ偉いか。
自分の意見をキレイに飾りつけて人に聞かせることは誰にでも出来る。その自分の意見を押し殺し、人の言葉に静かに耳を傾けるというのが、どれだけ難しく、尊いことであるか。
I先輩はそれを口でなく、自らの行動によって教えてくれた。気づかせてくれた。自分は、I先輩のようになりたい、と心から思っていたのだ。
今日、ふとI先輩のことを思い出したのは、自分がそういう気持ちを忘れていたからじゃなかろうか。そんな気がする。最近、色々な場面で謙虚さをなくしていたかもしれない。
I先輩とは一昨年に札幌で会ったきりである。今は、北海道の浦河という町に住んでいるはずだ。札幌で会った時に、今度結婚するんだ、と話していたから、もしかしたらもう子供がいるかもしれない。
浦河はこれから旅の途中で通る町である。その時は会って、酒を飲んで、話が出来ればな、と思っている。そういうことがこの旅の先にあるかと思うと、広島に未練を感じる一方で、一刻も早く旅を再開したい、そういう気持ちにもなる。

325日目 ツーリング

職場で休憩時間にタバコを吸いながら、皆でツーリングの話をした。何故、ツーリングの話かというと、携帯電話のニュースに「男性が自転車で一人ツーリング中に事故」という記事があって、ツーリングって一人でもツーリングと言うんだな、と思ったから自分が周りに聞いてみたのである。
「ツーリングって、一人でもツーリングなんですね」
「ああ、言いますよ」
「僕は、なんかツーリングって二人以上をツーリングって言うのかと思ってましたよ」
「いやぁ、一人でもツーリングじゃないですかね」
「バイクとかだけだけどな。あと自転車。車は言わんよな」
「車はカーリングですよね」
「えっ?カーリングってアレじゃない?氷の・・」
「いや、あれもカーリングですけど」
「なんでツーリングなんですかね」
「二輪だからじゃないか」
「ああ、なるほど。ツー、リングですか。いや、でも車はフォーリングですか?フォーリングとは言わんすよね」
「言いませんねぇ」
「高沢くん、だってそしたらトラックなんかすごいで!」
「エイトリング」
「いや、もっとよ」
「シックスティーンリング」
「なんかそれ、エロいですね」
「ハハ、確かに」
なんて。で、結局ツーリングの意味分からず、みたいな。
よく旅行会社のことをツーリストって言うね。自分はこのツーリストのツーリが、ツーリングのツーリと一致するんじゃないかと踏んでるんだけど。で、ツーリのツはツアーのツじゃないだろうかどうなんだろうか。つまり、ツーリングはツアーの現在進行形、分かりやすく言えばツアーイングってことじゃないか。旅行中。
そこでやっぱり、なんで二輪車しかツーリングを使わないのか、疑問。

326日目 名前

職場の同僚であるTくんにもうすぐ子供が誕生する。3月23日が出産予定日だそうで、自分の旅立ちとどっちが早いかなんてよく話す。初産は遅れると聞くし、微妙なところではあるが、Tくんが
「高沢くんが旅立つ前に、一度高沢くんに子供抱いてもらいたいわ」
と言ってくれるので、自分もそのつもりでいる。間に合えばいい。
それで、子供につける名前の話をしていて、Kさんがまあ、子供が6人いるので、自分が
「子供の名前をつける時は、何か本とか見たんですか?」
と聞いてみると、Kさんは
「いや」
と言って、こんなことを話し始めた。
「下3人の男は自分が名前をつけたのよ」
「はい」
「みんな、ユウって字をつけたんよ」
「へー、どんな字です?」
「ネに谷って書くやつ」
「ああ、裕ですね」
「そうそう」
「どんな由来なんですか?」
「昔付き合ってた女の名前よ」
「え?」
「それがべっぴんでの」
「今の奥さんじゃなくですか?」
「違うわい」
「え?皆、その由来知っとるんですか?」
「知るわけないよ、言ってないもん」
「ほんまですか?!」
「ほんまよ」
「子供とかに名前の由来聞かれたらどうするんです?」
「知らんわい、そんなの」
スゲーなー、と思った。いや、名前の由来には色々ある。
自分は、恥ずかしながら、子供につけたい字がある。志、って字なんだけどね。ダウンタウンのまっちゃんが松本人志って名前でしょう。別にファンてわけでもないんだけど、人志って名前はすごくいい名前だなと以前から思っていて。人を志す、だからね。すごく意味深い名前だと思う。で、親父タカシからサトシと来て、○志みたいな。そんな思いと混ざりあって。立川談志ってのも好きだな。談を志して名人だから。そんな感じ。結構、妄想入ってるけど。

327日目 Kさんの家

20080228194632
昨日、職場で飲み会があって、居酒屋に行ってきた。社員さんの給料日ということで、工場が定時退社だったのと、自分がバイト休みだったので、そんな話になったのだ。
その帰り、自分はKさんの家に泊めてもらうことになり、Kさんと電車に乗って、一路、Kさんの家へと向かった。
Kさんの家は、マツダ本社工場を出てすぐの向洋(むかいなだ)駅から電車で岡山方面に4駅位行ったところにある。奥さんに買い物を頼まれていたようで、途中、スーパーに立ち寄って買い物。
ついでだから、Kさんと宅飲み用のビールを購入。自分はつまみのポテトチップスも購入。つい、手が伸びてプッカとシゲキックスも購入。やあ、カップラーメンが安いや、って職場昼飯用のカップラーメンを9個購入。気づけば自分の方がKさんより買いこんでいた。高沢里詞、スーパーに弱い男である。
スーパーからはタクシーでKさんの家まで。雨が降っている。タクシーはどんどん山をのぼっていった。
Kさんの家でKさんの長女の写真を見せてもらう。以前、Kさんに
「高沢くん、うちの長女どうや?高沢くんにやるで」
と言われていたのだ。だから、お見合いとでも言おうか。受けとった写真を見ると、うわっ、美人である。Kさんは奥さんがフィリピン人であるから、娘さんはハーフということになる。今、21歳とのことだが、Kさんが高2の時に生まれたお子さんだそうで、色々とすげぇ人だ。

「いいじゃないっすか~!」

と返答し、今すぐにでもKさんを「お義父さん」と呼びたくなったが、娘さんは数日前に彼氏と同棲するため、荷物をまとめ、家を出てったそうである。

だーめじゃーん。

男二人、コタツで寂しく缶ビールを飲みながら、スカパーの麻雀大会を見て、それから通販の番組を見て、寝た。

翌朝、つまり今日、Kさんの家族に挨拶して、電車で工場まで。通勤ラッシュ。いつも歩きの自分には、なんだか新鮮である。ゴタゴタした駅のホームで人の流れに流されて、ああ、俺今働いてるな、生活してんだな、そんなことを思った。

328日目 かわいく見える

コンビニに新しいバイトの人が入ってきた。自分の後釜ということになろうか。一人は18歳の女の子で、もう一人は、30代と思われる、本業ホテルマンの男性である。
女の子の方が自分と同じ時間帯に入るバイトで、男性の方は自分の後の時間帯に入る引き継ぎのバイトだ。で、今日女の子と一緒に仕事をしながら、今まで自分がやっていた仕事を少しづつ教えたのだけど、この女の子がかわいい。
よく話に聞くけど、男って年を取れば取るほど、若い女の子が皆かわいく見えてくる現象が起こるらしくて、10代の時とかは顔の好みとかはっきりしていてそんなことはない。しかし、年を取ると、それが段々ユルんでくるようなのである。これは職場の先輩やKさんも言っていたことなので間違いないと思うが、その意見に若干批判的であった自分にも、どうやらその現象が始まったらしい。
リリー・フランキーさんが、この現象について
「若い時は、相手の顔の短所を探すところから入るが、年を取ると、長所がまず目に入ってくるようになる。だから皆かわいく見えるんだよ」
と書いていたのを読んだことがあるが、今、深くうなづける。

「彼氏がいるの?」
「はい、います」
「へー、何してる人?」
「大学生です」
「大学生?どこで出会ったの?」
なんて、出会いの話を聞いてニヤニヤしている。
完全におっさんである。ヤバい。
今年、26になる。あと10年もすれば社会通念上のリアルおっさんになるのではなかろうか。おっさんて、何歳からだろうか?嫌だ、自分はまだおっさんにはなりたくない。まだ、おっさんの門を叩くには早すぎる。
ちょっと気持ちを入れ替えて、かっこつけたセリフを言おうとしてヘマをする。
「いいよ、これ俺やっとくから、痛っ、・・爪割れたわぁ・・」
みたいな。
どういう状況か分かります?
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Su Mo Tu We Th Fr Sa
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プロフィール

高沢 里詞

Author:高沢 里詞
埼玉県行田市出身
S57・12・7生
26歳♂
B型
パンクロッカー・詩人
行田秘湯の会会長
S・O’S(スーパーアウトドアーズ)部長
行田不毛の会会長
行田死語の会会長

注※どの会も新規会員募集は行っておりませんが、もしも会員になりたい方がいましたら密談でどうぞ。

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