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8日目 留萌~増毛

20070415132626
朝6時50分起床。7時35分に始発のバスが来るので、それまでに準備を済ませ7時半に出発。ただ、歩いているのもなんだかな、どうせ歩くなら肩にカラスでも乗せて歩きたいなあ、さっきからカラスがやけに多いし、などと考えながら歩いていると、また人から飲み物を頂いた。珍しかったのは、その飲み物をくれた人がおばちゃんだったことで、今まで自分に「車、乗るか?」とか「これ、やるよ」と声をかけてくれた人というのは皆、男性だった。で、そのおばちゃんと少し話をしているとおばちゃんはこう言ったんだ。「私の息子もさ、歩いて旅してたことがあったから」
今日は足の調子がとても不調だ。どこまで行けるだろう?増毛から先はトンネル続きで暫く先まで町がない。かといって、増毛は留萌から15kmも離れていない。移動距離としては短すぎる。うーん、なんて悩んでいると、対向車線を走っていた白いワゴン車がUターンして自分が歩いている歩道に進入してきた。自分のすぐ脇に止まった車の運転手はこう言った。
「どこまで行くの?」
「あ、函館の方です」
「増毛まで乗ってくかい?」
「いえ、歩いてるんで大丈夫です。ありがとうございます。」
「いやいや、根性あんな。じゃあさ、このままこの道をまっすぐ行くと増毛の町に入る前に、道が二つに別れてんだ」
「はい」
「そこ右に曲がると、ずっと海岸線を走れる道があるからよ」
「右ですか」
「うん、そこ行くとバンガローが4つあるから、そこ良かったら泊まっていいよ」
「えっ?バンガローですか」
「ボートもあるからさ」
「へー!」
「俺、今日はそこに一日いるからさ、よかったら来なよ」
「あ、はい!じゃあ泊まるか分かんないんですけど見学させてもらいに行きます」
「うん、頑張って!」
「ありがとうございました」
ということがあり、自分はそこへ向かった。言われた通り二つに別れた道を右に曲がりながら、バンガローってナンダローって考えていた。テントみたいなやつだろうか。ドレダロー、ドレダローって探していると、たくさんのボートが置かれた家が目に入った。さっきの運転手のおじちゃんが「おー!」と言って手を挙げている。そこはボート屋さんであった。おじちゃんに缶コーヒーをご馳走になり話をする。そのおじちゃんも昔から旅好きだそうで、様々なことを教えてもらった。ホタテ漁の話とかトンネルの落盤は午前中に起きやすいとか(水分が凍って岩に裂目が入り、その氷が午前中に溶けてくるため)、この町の歴史や近くの冬山で遭難があったこと、冬の北海道は絶対歩くな(吹雪でも車はとばすから歩行者は危険)という話。中でも印象的だった言葉が「今の若い人はバイクもボートも歩き旅もほとんどやらんもんなあ」というセリフだった。確かに友達にボートを持っている人はいない。バイクに乗っている人もあまりいない。歩き旅もおじちゃんによると「60くらいの人は
たまに歩いてるけど、若い人は珍しい」とのこと。「ボートやめて、ゲームの仕事始めようかな」と言っていた。おじちゃんに、増毛町で旅人がよく足を運ぶという喫茶店を教えてもらい、午後、その店へ。途中、漁港の方を見やると自分と同じくらいの歳の女性がゴムの前掛けをつけて漁船の上で作業をしていた。海の水は底が見える程に透明だった。旅に発つ前、札幌の居酒屋で友達がギター片手に歌ってくれた、さだまさしの「風に立つライオン」を思い出した。生きることに思い上がりたくはない、とはどういうことなんだろう。
旅人が情報を求めて集まる店「ルイーダの酒場」はドラクエ3だったが、その喫茶店は増毛館という宿の隣にあった。中へ入って情報を聞こうと思ったんだけど、うまく聞き出せずにビールをちびちび飲んで帰ろうとした時、店のママに「今日はどこまで?」と声をかけられた。少しホッとして「あっちの方に出来るだけ進もうと思ってるんですけど・・」と答えると、そこから話が弾み、気づけば増毛館に一泊することになっていた。増毛館もこのママ夫婦が経営している。自分が増毛の町に滞在しようと思ったのは
・明日、丸一日でトンネルを抜け浜益の町まで行きたかった
・情報によると、増毛と浜益の間にはほとんど商店などない
・足があまりに不調で、町の整体医院にかかりたかった
・リュックの中の荷物を整理して要らないものを実家に送りたかった
といった理由が重なったからで、この後、整体に行って足もだいぶ軽くなり、増毛館で段ボール箱をもらい6kgの荷物の減量にも成功した。それをコンビニに出しに行く際、ATMでお金も引き出した。整体では自分が旅をしていることを話すと入念にやってくれた。
夕飯は近くの居酒屋にでも行こうと思い、ママに居酒屋情報を聞くとオススメがあるという。そこは外見は全くの民家だが、中に入ると確かに居酒屋だった。増毛館のママの旦那さんは一休さんと呼ばれていて、一休さんとママと子供二人が一緒に、そして自分と後からきたお客さんと居酒屋のママ、それに居酒屋の柴犬ラスティーの合わせて8・・なんて言うんだろう、人じゃないしな、とにかく合わせて8で本当に楽しいお酒を飲んだ。みんなが和気あいあいとしていた。自分はお客さんにビールを一杯おごってもらって、居酒屋のママに湿布をもらって、旅の話やジブリの話をした。一休さんは、以前自転車で日本一周をされたことのある方で参考になる話をたくさん聞けたし、日本一周したらもう一度増毛に、この居酒屋に来なよと皆が言ってくれた。自分と一休さんだけが最後まで店に残っていたが、一休さんがギターも弾くそうで宿に帰って演奏を聴かせてもらうことにした。すると、居酒屋のママも演奏を聴きたいと言い、店を閉めてから3人でハイヤーにて増毛館へ向かったのだっ
た。ママはだいぶサービスしてくれたようだ。また、この時ママは自分にスルメも2枚持たせてくれた。
増毛館にて、一休さんのミニライブ。演出がすごく凝っている。居酒屋ママのおごりでワインとビールを飲みながら演奏を聴いた。一休さんは、じゃあ2曲だけ、と言い喜納昌一の「花」と、なんと「風に立つライオン」を演ってくれた。自分がリクエストしたのではない。こういう偶然ってあるんだな。居酒屋のママは「能登に着いたら絵葉書をちょうだい」と言って、自分に千円を渡した。能登の海が見てみたいのだと言う。千円も要らないと言ったが、いいのいいの、と言うのでありがたく頂いた。最終的に一休さんの伴奏で自分も海援隊の「贈る言葉」などを歌い、宴は解散へ。「海の絵葉書よ~」と言いながら居酒屋ママはハイヤーに乗って帰っていった。その後、一休さんとサシで話していたが午前3時半にバタンQ太郎。バ・ク・ス・イ。

天候
晴れ
気温
朝10℃ 昼15℃ 夜(忘)宿部屋の室温は夕14℃。
歩数
31502歩
累計347694歩
出費
カップラーメン・・187円
チョコ菓子・・130円
宅急便代・・1480円
整体料・・4000円
宿泊料(朝食付き)・・3800円
居酒屋・・2700円
計12297円
累計35772円
食事
朝・・レトルト梅がゆ
10時・・カステーラ、爽健美茶
昼・・カップラーメン、チョコ菓子
3時・・瓶ビール、お通し
夕~深夜・・毛ガニ、イカうに和え、焼き魚(カレイ)、タコ刺し、ジンギスカン、ホタテ(しぐれ煮?)、太巻き、豆、クラッカー、生ビール×5、ワイン、瓶ビール
道中・・飴
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はじめまして(かな?)

私のブログで
ここの記事を紹介させていただきました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/zero_kenzen/archives/53724834.html
です。

よろしくお願いいたします。

はじめまして

さだまさし関連ですね。よろしくです。

はじめまして^^

私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/ko4602/archives/50786684.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
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プロフィール

高沢 里詞

Author:高沢 里詞
埼玉県行田市出身
S57・12・7生
26歳♂
B型
パンクロッカー・詩人
行田秘湯の会会長
S・O’S(スーパーアウトドアーズ)部長
行田不毛の会会長
行田死語の会会長

注※どの会も新規会員募集は行っておりませんが、もしも会員になりたい方がいましたら密談でどうぞ。

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