
12日、6時20分起床。名和駅にて起床。今日は境港の町まで行く予定である。境港には見たいものがある。水木しげるロード。いつ出来たのか詳しくは分からないが、今や境港と言ったらこれ、と言われるほどの観光名所である。自分はゲゲゲの鬼太郎が好きなのだが、鬼太郎ファンとしては要チェックの場所だ。
まずは昨日から引き続き、国道9号線を米子方面へ。何故か知らないが、暑いはずなのに足取りが軽い。コンビニで朝食をとってからスタスタ歩いて、ノンストップで15km位歩いたろうか、皆生温泉という温泉郷に到着した。ちょうどいいので、風呂に入っていくことに。
脱衣所のコンセントを拝借してケータイを充電し、風呂へ。風呂ってのは、本当に気持ちがいいね。出来ることなら1日2回くらい入りたい。風呂から上がり、体を乾かしていると、あら、コンセントからケータイがなくなっている。代わりに小さな張り紙がしてあった。
「ここでのコンセントの使用はご遠慮ください。携帯電話は受付でお預かりしています」
なるほど。受付に行くと、手渡してくれた。
「ごめんなさいね、携帯電話の充電は駄目なんですよ」
「いえいえ、すいませんでした」
「こういう専用のコンセントがあればいいんですけどね」
「そうですね、そういうのがあるとありがたいですね。」
「そうでしょ」
「いや、でもすいませんでした」
「いえいえ」
「・・ところで、この辺ってコインランドリーはありますかね?」
「ありますよ、そちらの方に」
「あ、この建物の中にあるんですか」
「はい。ただ、あの、洗剤は別売りになってまして。ソフターはないんですよ」
「洗剤はどこに売ってるんですか?」
「ここで販売しております」
「そうですか、そしたら洗剤もらっていいですかね」
「はい、50円になります」
ということで、ケータイは無事に手元に戻り、自分はコインランドリーへ。トランクス一丁になって、ズボン、スウェットなど全て洗濯。気持ちいい。
途中、コンビニで水木しげるロードの場所を聞いて、本屋などを冷やかしつつ境港へ向かった。弓ヶ浜と呼ばれる三日月様になった浜辺に沿って、国道431号線を歩く。
水木しげるロードは境港の駅を降りて、すぐ目の前にある。国道からは少し横に入っていかねばならない。道路標識にも、ちゃんと水木しげるロードまであと何kmと出ているので迷うことはなかった。「さかなと鬼太郎の町、境港へようこそ」「妖怪のまち、境港」なんて看板もチラホラ見かけた。
自分がそこに到着したのは、20時過ぎである。明るいうちに見ておきたい気がしたが、思ったよりも時間がかかってしまった。まあ、妖怪を見るんだから夜の方が雰囲気があるか、なんて思い直して歩いてみる。
水木しげるロードは、商店街をそのまま利用した作りになっていた。駅前通りの商店街、延長800mに80体の妖怪像があり、その他にパネルや鬼太郎ポスト、目玉オヤジの電球やねこ娘電車なんてのも走っていた。その商店街に並んだ店も鬼太郎茶屋、妖怪神社、鬼太郎郵便局などといった、鬼太郎や妖怪にちなんだものが多く、グッズが充実している。
夜だというのに観光客も結構いて、家族やカップルで「あ、あれはバケゾウリだ!」とか、「ねえ、見て見て!豆腐小僧!」なんてはしゃいでいるファンもあれば、一人で黙々と写真を撮って歩いているマニアのような人もいる。さすがは水木しげるといった感じである。
その妖怪像はほとんどミニチュアだが、中には等身大のものもあり、自分はねずみ男と握手をしている写真を撮った。砂かけ婆、子泣き爺、ねこ娘、ぬりかべ、一反木綿といった代表的キャラ。ぬらりひょん、つるべおとし、傘化け、枕返し、小豆洗い、天井なめといった妖怪達。果ては悪魔くんや、サラリーマン山田(鬼太郎に出てくるメガネをかけた人間、やられキャラ)などの像もあり、通りの外れには水木しげる記念館もあったのだが、こちらは夜で閉館していた。
1時間ほど歩いて見て回り、近くの東屋に移動。今日は調子よく歩いた反動か、アクエリアスの500ml缶を立て続けに3本飲み、強い眠気ですぐに眠りについた。
天候
晴れ
気温
朝26℃ 昼37℃ 夜30℃
歩数
48327歩
累計4045097歩
出費
タバコ・・300円
風呂代・・350円
コインランドリー代・・350円
飲料×8・・884円
おにぎり×2・・210円
パン×4・・525円
計2619円
累計555349円
食事
朝・・おにぎり、パン×2、イチゴオ・レ
昼・・おにぎり、パン、サラダハムサンド、カフェオ・レ
道中・・飲料×6
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