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72日目 今別~小泊

20070617085610
16日、6時起床。出発して数km行くと三厩という町に出た。ここに義経寺(ぎけいじ)という寺があり、義経はこの辺りから北海道に発ったらしい。本当なんだろうか。自分はこの旅の途中で幾度も義経伝説を見てきたが、話がちゃんと一本の筋で繋がっているので、段々と自分の中で信憑性が増してきている。
午前中、「あれが竜飛岬か」と思いながら進んでいたもの。それは竜飛岬ではなかった。彼方に見えた大陸は、先へ進むごとに海を隔てていることに気づき、あれっと思った。そうか、あれは北海道である。何故、そんな単純なことに気付かなかったのだろう。もう何日前になるか、「あれが本州だ!」と叫びながら青森を見ていた土地。あの時、見えていた竜飛の近くに今自分は居て、あの時、自分が立っていた白神岬を今見つめていたのだ。そうか、そうなんだよな。自分はここまで進んできたのだ。函館山までキレイに見渡せて、函館の3人は元気だろうか、また会いたくなった。。
今別から国道280号線は国道339号線にかわった。といっても道路に何か変化があるわけでもない。相変わらずのシーサイド。その途中、立ち寄った公衆トイレにメモ帳をちぎったような張り紙があった。自分のような人間がここで携帯電話を充電していたらなくしてしまったらしい。皆、考えることは一緒なんだな。
昼、竜飛に到着。竜飛岬というのは有名な岬である。何故、有名なのだろう。景勝地だからだろうか?石川さゆりの歌で?ウィンドファーム?その全てかもしれない。でも、何よりも竜飛に来たら見て欲しいものが一つあった。青函トンネル記念館である。竜飛岬の地下には青函トンネルが通っていて、岬の近くに青函トンネル記念館という見学施設がある。ここで青函トンネル工事の概要や模型などを見ることができるのだが、中でも目を引くのが海面下140mのトンネルへと続くケーブルカーで、これに乗るのは1000円必要なのだけど、自分は試しに乗ってみた。
青函トンネルは3本あるそうだ。一つは本坑と呼ばれる電車が通るトンネル。一つはそのトンネルを造る時に掘り出した石などを運ぶための作業坑と呼ばれるトンネル。もう一つは、その二つのトンネルを掘り進めていくに当たって地質がどうなっているかなどを調べる先進導坑と呼ばれるトンネル。今回、自分がケーブルカーで降りていったトンネルは作業坑で、その中は軽自動車がすれ違えるほどの大きさであった。案内人の話を聞きながら、展示物を見て回る。そこを歩いていると、ひっきりなしにトンネル内を水が流れているのが分かるのだが、これは地下水と海水が混じったものらしい。
記念館を見学してみると、このトンネルが当時のあらゆる技術を結集した建造物であるということが分かる。スプリンクラー、避難通路、発電、排煙、ガタンゴトンという音がしないレール。海底の調査開始が戦後間もない昭和21年、完成が昭和63年とのことだ。よほどの大事業である。この記念館には数々の労働者の写真が飾られていて、その写真の中のおっちゃん達はドロドロの作業着を着て、歯なんか抜けていたりするのだが、皆一様に誇り高き顔をしている。自分はそれを見ていたらなんだか泣けてきてしまった。こういう人達が今の平和で豊かな日本を作り上げてきた立役者であり、ヒーローなのだ。決して、この工事の書類に署名して命令を下した大臣だとか、金を出した銀行だけが偉いのではない。その下にいて、名前も残らないが、この工事を見守り、現場で汗を流してきた人々を自分は心の底から尊敬する。この工事では34名の方が殉職されたそうで、近くにあったその慰霊碑に手を合わせ、お礼を言って、ジュースを置いてきた。
そして何より、この記念館での「いつか新幹線を」の合言葉。青函トンネルの夢は、まだ終わってないらしい。
その後、峠を越え小泊という町へ。峠からは岩木山が望めた。うわっツチノコ!と思ったら、ただのヘビだったし。道の駅に終着してトイレにて眠。やった、蚊がいない。

天候
晴れ
気温
朝15℃ 昼24℃ 夕20℃
歩数
52957歩
累計1828234歩
出費
おにぎり・・110円
ハムサンド・・240円
野菜ジュース・・116円
青函海鮮丼・・1575円
ジュース×4・・490円
青函トンネル記念館入館料&ケーブルカー切符・・1300円
風呂代・・500円
計4331円
累計262264円
食事
朝・・おにぎり、ハムサンド、野菜ジュース
昼・・青函海鮮丼
夕・・マシュマロ、ジュース
道中・・水、ジュース×4
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プロフィール

高沢 里詞

Author:高沢 里詞
埼玉県行田市出身
S57・12・7生
26歳♂
B型
パンクロッカー・詩人
行田秘湯の会会長
S・O’S(スーパーアウトドアーズ)部長
行田不毛の会会長
行田死語の会会長

注※どの会も新規会員募集は行っておりませんが、もしも会員になりたい方がいましたら密談でどうぞ。

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